「鬼滅の刃」作者の吾峠呼世晴さん(ワニ先生)を占いでみてみた #算命学

はい、話題の人です。この度最終巻が出て、めでたく完結。にも関わらず、未だ祭りは終わらず、子どもたちは踊り続け、映画も大ヒット。熱が冷めていく予感ナシ。そんな「鬼滅の刃」の生みの親、ワニ先生こと、吾峠呼世晴さんを占いでみてみました。


占技は、ぼくが学んでいる陰陽五行論の、帝王学と双璧をなす学問「算命学」です。一般的に、命術と呼ばれる、生年月日から算出した概念を読み解くという占いの手法です。吾峠呼世晴さんは、1989年5月5日生まれ。ぼくとちょうど10違い、なので31歳。子どもの日生まれ!


これ、まずは、吾峠呼世晴さんだということは抜きにして、もし1989年5月5日生まれの人を占ったとしたら、という設定で書いてみようと思います。実際に、知人から依頼があり「生年月日○○の人なんだけど、占ってもらえますか?」というシチュエーションが度々あるのです。さて。


(仮にKさんとします。)

生年月日から、Kさんの宿命を見させていただきました。

特徴的なところが、いくつもある宿命のようです。

まず、人により偏った星と、まんべんない星とあるとしたら、Kさんの場合は偏った星の人ということになります。

土の性質を持った星が多い。4/5が土です。

土性は愛情を司る星で、愛、またはお金、といったエネルギーを集める星です。

そして、水が一つ、木と金と火はありませんので、偏りがあり、器用なタイプとは言えないでしょう。

逆に、一つのことに集中したときの成果は、普通の人の比ではありません。

また、特徴その2、圧倒的な追い風人生。

人によって、向かい風だったり追い風だったり、宿命自体に風が吹いています。

良し悪しはありません、追い風に甘んじてしまい努力をせずに、才能が輝かない人もいます。

逆に、うまくハマったときの追い風パワーはすごいものがあります。

また、別の視点で見たときにも、短期戦ではなく長期戦に向くという星もお持ちです。

つまり、この方は人生の早い段階で自分がこれだ!という道を見つけ、その道を磨いていくこと。

それができると、常人では考えられないほど大きなチャンスを手にすることができると言えます。

そのほか、古いもの、古典と相性がよい、考え方がちょっと古くさい(年寄りくさい)。

また、そのおうなおじいちゃん星に同居して、思春期のような儚さ、冒険心、魅力をも伴う人。

宿命としては美人な方だと出ています。

そして、空想の世界で夢やロマンを追いかけることが才能開花のポイントと言えます。

少し不器用なところはあるかもしれませんが、自分がこれだ!という道を見つけ、コツコツ努力をすること。

誰かのためにがんばろうと思える誰かを見つけること、持ち前のパワフルさを活かすこと。

そういう生き方が、幸せへの道ではないかと、そう読ませていただきました。


と、ふっと生年月日だけ送られてきたとしたら、このような文章を書いてお返事をするだろうと思います。


さて、ここからは、市場でも類を見ないほど大ヒット、また社会への影響を巻き起こしている「鬼滅の刃」であるところの吾峠呼世晴さんということを踏まえて、占いの結果を見ていこうと思います。


※この先、マンガのネタバレを伴う可能性あり。ご注意くださいませ。




鬼滅の刃といえば、兄弟の愛、家族の愛ですよね。鬼に家族を殺された鬼殺隊員たちは、復讐、ではなく、これ以上大切な家族を失わせないよう鬼と戦うストーリー。炭治郎と禰豆子。実弥と玄弥。胡蝶姉妹に、鬼の方でも堕姫と妓夫太郎などなど。挙げればキリかないほどたくさんの家族、兄弟の愛と死別が描かれています。


一方、ぼくはこの物語を読んだ時に、家族愛、兄弟愛とは別の、炭治郎の広くて大きな愛情に心を動かされました。家族を殺され、鬼と戦う決意をするも、炭治郎には復讐の心はない。むしろ、鬼までも憐れむ大きな愛情を持っています。今や子どもたちのヒーローである9人の柱たちも、登場したての頃は、心に傷を負っていて、悪役の如き態度をとります。


そんな中、炭治郎とともに鬼退治をするうちに、炭治郎のあたたかさに触れて、心を取り戻していく。(なんてことを書きながら、細かく見ていくと、ま、煉獄さんと蜜璃ちゃんとかはそうでもないか。特に、義勇、無一郎、小芭内あたりなんかは、すごく変わったもの。無惨戦での、小芭内の「炭治郎、感謝する。」は泣けますね〜)


さて、話をもとに戻して、ぼくは炭治郎は吾峠呼世晴さんなんだろうなと、いつしか思うようになったのです。コミックスのカバーについている作者コメントのところ。「お疲れ様です!吾峠です。」からはじまって。読者への感謝が綴られる、あれを見て、今までにこんなコメントを書く漫画家っていないよな、時代だな〜なんてすごく印象に残ったんですよね。


愛に溢れている人。吾峠呼世晴さんであり、炭治郎。そんな人たちが、世の中を日=太陽のようなあたたかい光で照らしていく物語。ああ、愛の物語だ。占いともマッチするじゃない。「至らぬワニで・・」と語る吾峠さん。あれだけ素敵な絵、物語、言葉、魅力的なキャラクターetc.を生み出す人だけれど、やっぱり不器用な人なんじゃないかと思いました。


でも、努力して、努力して。そう、これも炭治郎と重なる。とびっきりの才能はないのだけど、とびっきりの前向きさと、努力を積み重ねられる人。それで、大正時代が舞台であること、古典と通ずること、おじいちゃんの星。とびっきり魅力的なキャラクターたち、思春期の星。占いどおりじゃない、と思うわけです。


あとは、ここからはずいぶん想像が交じるのだけれど、生まれ育った環境のこと。愛を受けて育ったんじゃないかなあ。そりゃあ親子関係、溺愛溺愛・・というベタベタっとした愛じゃなくて。なんかこう、芯の通ったというかね。今31歳で、初連載で、あれだけの世界観を生み出せるって、子どもの頃からの積み重ねがあったんじゃないかと思うんですね。


良き文化に触れ、正しく努力することの意味を学び、感じたことを表現する技を磨き、愛を持って作品をつくることの大切さを知っている。それが、持って生まれた宿命の「ありえないほどの追い風」に乗って、こんな前代未聞の作品ができあがったのではないだろうか。そんなことを、占い師は思って止まないのでした。


以上、ワニ先生を占ってみた結果を書いてみたのですが、最後の方、ふつーに鬼滅の感想書いてるだけじゃん、とツッコミ入りそうですけど、ホント愛の溢れるステキな漫画だともうんです、ぴえん。

占い師ミズケイの【人読み】自分探し系 手相占い 豊田市・岡崎市

0コメント

  • 1000 / 1000